ぱぱとままは、長野県上田市の鹿教湯(かけゆ)温泉と別所温泉に行って来ました。
両方とも信州の名湯といわれる温泉です。
2007/7/19



□■ 鹿教湯(かけゆ)温泉 ■□

信仰の厚い猟師が捕ろうとした鹿から教わった湯に文殊菩薩様が現れて、
「日頃の信仰心の厚いそなたに応えて、湯のありかを教えた。
なんじ、この湯を広く世に知らしめよ。」と告げたそうな。

やがて村人たちは、鹿が教えた湯と言うことで『鹿教湯(かけゆ)』と呼ぶようになった。
… 鹿教湯温泉の由来

自然に囲まれた温泉です。



紅葉橋  (確かに紅葉の時期は綺麗だと思います)
第4番名所の「みどり橋」とは夫婦橋で、夫婦でここを渡ると幸せに暮らせるという言い伝えがあります。
橋を渡ると浄泉水とあずま屋があり、足を止めてゆったりと風情を味わうことができます。




46段の石段を登り、夫婦杉の間を通 り抜けると、文殊堂がある
 天井絵の龍が見事。まるで生きているような姿に、夜になると川へ水を飲みに抜け出ていったとの言い伝えも…






趣のある屋根付きの橋  五台橋
この橋は、現世と神の世界を結ぶ橋として言われている。




つるや旅館
〒386-0322 長野県小県郡丸子町鹿教湯温泉1374
入口が2ヶ所あります。こちらは旧館側



こちらは駐車場がある新館側 客室数45部屋の大きな旅館です。
日帰り入浴は、一人700円 約1時間

泉質 : 単純泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温 : 47.9℃
効能 : 高血圧、神経痛、脳溢血、リウマチ、中風、外傷性傷害、脳卒中後遺症のリハビリ、
動脈硬化ほか、飲泉による便秘・整腸作用




混浴の露天風呂


お客さんが他にいなかったので二人で入れました
みどり橋の脇にあるので、橋を渡る観光客から見えてしまいます。



自然に囲まれた静かな温泉です。 満足・満足 !!







□■ 別所温泉 ■□
約1500年前にヤマトタケルノミコトによって発見されたという信州最古の温泉。
塩田平を囲む山なみの西方にそびえる夫神岳のふもとに絶えまなく湧き続けて来たのが別所の温泉である。
 国造や国府の所在していた古代から、庶民の安息療養の場所であり、
また温泉の効能と医薬信仰が、やがて仏教の霊場としての北向観音堂となった。

  別所の温泉は昔から"七久里の湯"と呼ばれたといわれ、平安時代の有名な和歌集にもその名をとどめている。
 鎌倉時代には北条氏の居館塩田城にも近いので北条一族が好んで来湯することも多かったとされる。
国宝八角三重塔のある名刹安楽禅寺は北条氏の開基によるところから、
別所という地名は北条氏の別荘の意であるとも言われている。
数ケ所の湧出口のうち、石湯・大師湯・大湯など、
昔から由緒のある名湯は共同浴場として今も土地の人々に親しまれている。




北向観音堂
本尊は千手観音菩薩で、広く県内外の信者が多く厄除の観音様として親しまれています。
「北向」の名は長野の善光寺の南向きと、向きあっているところから名づけられたものです。
善光寺と北向観音のご利益は一体のもので、その一つを欠けば"片詣り"であるといわれています。




【左の写真】 愛染カツラ  北向観音堂の境内にこの地方ではめずおきらしい大木のカツラの雄木があります。
高さ22m、目通り5.5m、枝張り14mという大きなものです北向観音の霊木とされています。
  境内にある愛染堂とこのカツラの木を結んで「愛染桂」といって若者たちに縁結びの霊木としてしたしまれています。
川口松太郎の名作「愛染桂」はこの木からヒントを得たという説があります。


【右の写真】 安楽寺・八角三重塔(国宝)






足湯ななくりとお湯かけ地蔵
3回お湯をかけると美肌になれるという。 ままも挑戦しました! 効果は疑問!!




石 湯
石湯・大師湯・大湯など、昔から由緒のある名湯は、共同浴場として今も土地の人々に親しまれている。
大師湯は定休のため、石湯に入りました。 一人150円の共同浴場です。



8人でいっぱになる大きさです。
多少、熱めですが、気持ちが良かったです。



今回は、7:30出発して鹿教湯温泉・別所温泉の二ヶ所で温泉と観光を楽しんできました。
二人で楽しい時間が過ごせました。

最近、ナナちゃん(愛猫)が老衰気味で心配なため、お泊りを控えています。
でも、おかげで日帰り温泉にハマってま〜〜す。

次はどこの温泉にしようかな〜〜



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