東尋坊は、福井県坂井市三国町安島に位置する。
海食によって海岸の岩肌が削られ、高さ25m程度の絶壁が続いている。
地名の由来は、乱暴で恨みをかい、酔わされ此処から突き落とされた平泉寺(勝山市)の僧の名前による。
なお、4月にこの東尋坊に近づいてはいけないらしい。
越前加賀海岸国定公園に属し、国指定の天然記念物及び名勝にも指定されている


永平寺から到着すると雨は止んでいたが曇り空。
東尋坊の遊覧船も雨で欠航でした。残念!!  遊覧船は明日にして、周囲を散策。



東尋坊は、今から約1,200〜1,300万年前の新生代第三紀中新世に起こった火山活動で、
マグマが冷え固まってできた火山岩が、日本海の波による侵食を受け地上に現れたものとされている。

東尋坊の火山岩は白色の斜長石の斑晶や暗緑色の普通輝石・紫蘇輝石の班晶を含む安山岩で、
マグマが冷えて固まるときにできた五〜六角形の柱状の割れ目(柱状節理)がよく発達している。


この柱状節理の規模の大きさが地質学的に極めて貴重であるとされ、
昭和10年(1935年)に国の天然記念物・名勝に指定された。













ここからは、次の日に乗った遊覧船の写真


波が穏やかな場合は運行。矢張り、遊覧船は定番です。
大人 1100円  旅館で手に入れた割引券(100円引き)を使用しました。












東尋坊大池 (池とは入り江のこと)



ちょっと怖い感じ〜〜



雄島は東尋坊の先、周囲約2キロの越前海岸でもっとも大きな島。
土地の人には昔から「神の島」とあがめられています。
朱塗りの大橋をわたり石段を登ると、歴史の古い神聖な大湊神社をはじめ島の上は神秘的な雰囲気。
約1キロある遊歩道では樹齢100年を超える大木や海食による崖など、
東尋坊とはまたことなった景色を楽しむことができます。

漁船は、漁に出る前には、ここに寄って、無事を祈願して出航するそうです。
島の中央(船の上のあたり)に赤い鳥居が見えます。





今回、泊まった「望洋楼」が遠くに見えました。赤丸が泊まった部屋です。