神明温泉 すぎ嶋 を朝9:00に出発
どうも、お世話になりました。




途中、板取川の眺めながら、美濃方面に向かいます。
本当に綺麗な川です。鮎が獲れるのも納得!!




□■ 高賀神社 ■□


高賀神社の始めは、霊亀年中(710年代)何処ともなく夜な夜な怪しい光が空を走り丑寅の方角へ
飛んで行くのを都の人たちが見て驚いた。 
都から見て東北の山々、すなわち高賀山を探したが、見つけることはできなかった。
そこで、高賀山麓に神壇を祀ったところ、光が現れなくなったという。 
これが高賀山本神宮の始まりだといわれています。

その後、高賀山一帯に、牛に似た妖怪が住み付き、村人に危害を加えたので、
平承3年(933)、藤原高光が御門の勅命によりこれを退治した。
 このとき再び妖怪が住みつかないように高賀山の麓に神々を祀った。
また、天暦年間(947〜957)には、キジの鳴き声をする大鳥が村人を困らせたので、
再び藤原高光による魔物退治が行われ、この時、高賀山麓の六ヶ所に神社を建立したとされている。










藤原高光公の”さるとらへび”退治の像
(顔が猿、身体が虎、尻尾が蛇の妖怪)



□ 高賀神社と円空 □

円空の初期の仏像が郡上市美並町に残されていますが、その像は高賀神社の神像とよく似ていて、
円空はかなり早い時期に高賀神社を訪れているのではと言われています。
つまり円空仏が作り出された最初の土壌に、高賀山信仰があったことは間違いないと言えます。
さらに晩年、歓喜天を彫って入定を決意した場所も高賀であり、自分の意思を貫いた証として、
出発点である高賀神社に錫杖と硯を納めたと考えられ、円空にとって高賀は、特別な地であったに違いありません



□■ 円空記念館 ■□

古くから神々の里として栄えてきた洞戸。
全国から山伏や信者が参拝に訪れた高賀神社は円空ゆかりの地としても有名です。
高賀渓谷のせせらぎに誘われるかのように村を訪れた円空。
この地で入定の決意を固め、最後の作品といわれる歓喜天を彫ったといわれています。
円空記念館(平成7年7月7日開館)には、最高傑作といわれる一木作り三像をはじめ、
30体近くの円空仏が展示してあります。



 
撮影禁止なので写真はありません。

岐阜県関市洞戸高賀1212番地
休館日 毎週月曜日・祝日の翌日・ 年末年始(12月29日〜1月3日)
開館時間 午前9時〜午後4時30分
入場料 大人 個人・200円、20人以上の団体・100円
小・中学生 無料

近くに行かれた時には、お立ち寄り下さい。